デトックスフードといえば、すぐに「わさび」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。日本人は刺身や寿司をよく食べますが、これらの生ものにはわさびが加えられていることが多いようです。わさびが加えられる理由は、味覚の向上だけでなく、体内の解毒やデトックス効果も期待できるからです。大根おろしもデトックス食材としてよく知られている。
大根おろしは、例えば天ぷらやサンマの塩焼きを食べるときなど、油分の多い食事と一緒に使われることが多いです。大根おろしを一緒に食べることで、脂の消化吸収がよくなりますし、大根おろしは辛いかもしれませんが、この辛さがデトックス、つまり解毒作用のある部分なのです。
また、煮魚を作るときによく加えられるのが、生姜もデトックス効果のある成分です。生姜は魚や肉の旨味を取るために使われますが、抗酸化作用が高いのでデトックス食材としても知られています。
魚や肉の付け合わせとして食べられることが多く、デトックス効果が高いことでも知られています。これからも、一緒に食べてデトックスするとより効果的です。

デトックス食品にはさまざまなものがありますが、抗酸化作用のあるもの、血液をサラサラにするもの、腸内細菌、免疫力を高めるミネラルなどを含むものが、効果的なデトックス食品と言われています。デトックスフードは、それだけで食材として使えるものです。出来合いの食材でデトックスするよりも、農薬などを使わずに調理された食材を使い、食材そのものを楽しむほうが効果的だからです。
玄米は、今最も注目されているデトックス食材の一つです。玄米は、玄米だけを食べればすべての栄養素が摂取できることから、「コンプリートミール」と呼ばれています。玄米は消化が悪いので、よく噛んで食べる必要があります。
また、デトックス効果のある食材として、玉ねぎがあります。玉ねぎに含まれるポリフェノールの一種「ケセルチン」は、体内の血液をサラサラにする働きがあり、脂肪を減らす効果もあります。また、玉ねぎは加熱しても壊れにくいので、デトックスフードとして最適です。
また、デトックス食品としては、アルカリイオン水などの飲み物も効果的だと言われています。こうした水を飲むことで、腸内環境を整え、腐敗を防ぐことができます。また、ハーブも解毒作用があると言われており、デトックスにはかなり有効です。抗酸化物質として働くと言われています。

デトックスとマクロビオティックは切っても切れない関係です。今、デトックスを考えている人の中には、マクロビオティックを始めている人も多いと言われています。マクロビオティックとは、玄米菜食のこと。人間が本来持っているはずの自然治癒力や体の機能を見つめ直し、心身ともに健康になることを目的とした食事法です。
例えば、デトックスを目的としたマクロビオティックでは、肉や砂糖、乳製品など、体に負担をかけるとされる食品を避けます。その他、食品添加物にも注意が必要で、これらの食品を避けることでデトックス効果が高まるとされています。
マクロビオティック」はギリシャ語から取られた言葉で、第二次世界大戦後に治療食として米国で広まったと言われています。
近年では、マドンナなどのセレブやハリウッドセレブがデトックス目的でマクロビオティックを始めることが多いことから、料理法として紹介するだけでなく、自分の食生活を見直す方法としても人気が出てきています。
マクロビオティックは、デトックス効果だけでなく、環境にやさしく経済的であることから、今最も注目されている食事法の一つです。
若い女性がデトックス効果を実感するために、マクロビオティックカフェを訪れています。